速読英単語を超オススメする理由 〜速単は神!〜

私は速読英単語(以降「速単」と呼びます) のお陰で英語を習得することが出来ました。

速単で単語・文法・リスニングなどの基礎力を培ったおかげで、英検1級にも2回合格することが出来ました。(2023/11/15現在)

速単の出版社である Z会出版、著者の風早 寛さん達が速単を世に出して頂いたおかげで、勉強嫌いのこの私でも英語を身につけることが出来て、アメリカ人などのネイティブと普通に会話出来るようになりました。

Z会の人たち、風早さん、あざぁーーーす!!

今回は私が何故「速単」をお勧めするのかを解説していきます。

「速単」を激推しする理由は明白です。

  1. ストーリーや論文を通して英単語や英語フレーズをインプットできる
  2. 速単は中学版、入門編、必修編、上級編と4つのレベルに分かれている
  3. 英語7技能の内の4技能を身につけられる(単語・文法・リスニング・リーディング)
  4. 反復復習しやすい構成
  5. 単語帳のページもあり、発音記号や例文など必要な情報が適度に載ってある
  6. 長文の内容が優れていて、英検のリーディング対策にもなる。
  7. 英文解説が巻末に付いていて、文章構造や文法の理解ができる(中学版を除く)
  8. コンパクトなテキストなので、持ち運んで隙間時間を利用して復習できる。
  9. 速単は「速読速聴・英単語シリーズ」の準備として必須

①ストーリーや論文を通して英単語や英語フレーズをインプットできる

速単が他の単語帳と大きく違うのは、英語長文を通して英単語や文法を吸収できること。

速単との比較として言及しますが、市販教材の単語帳で代表的なのは「システム英単語」や「ターゲット1900」や「キクタン」や「Duo」ですね。

そういった英単語帳だと単語1つにつき例文1つか2つ載っていますが、私の印象としてはそれぞれの例文の内容がバラバラで覚えにくかったです。

私は「キクタンBasic」を購入して勉強しましたが、半分終わった頃に全然覚えてないことに気づいて「速単」を使った学習に切り替えました。

当時は「速単・中学版」が無かった時代だったので、ひたすら入門編をリスニング&音読して長文をインプットしていました。

何度も何度も繰り返しシャドーイングをしていたおかげで語彙や文法を定着させることが出来ました。

私の意見では、シス単・パス単・キクタン・ターゲット1900などの単語帳を使うのであれば、速単を終わらせた後に使えばいいと思います。

速単では出てこなかった英単語をそういった網羅性のある単語帳でカバーすれば語彙力が完璧になると思います。

速単で出てきた英単語が、それらの単語帳で違う例文とともに出てきたら記憶にしっかり定着します。

なので、

1. 速単

2. シス単・パス単・キクタン・ターゲット1900などの単語帳

の順序がベストです。

②速単は 中学版、入門編、必修編、上級編と4つのレベルに分かれている

語学だけでなく、スポーツや仕事で上手くいかない主な原因は

段階が高すぎる

ということです。

一足飛びで取り組むのではなく、1つずつ階段を上がっていくようにレベルを上げていくことが英語習得において凄く大事なのです。

ですから、いきなり自分の能力を大きく超えた難しい文章に取り掛かるのではなく

短くシンプルで分かりやすい英語から慣れ親しんでいき、少しずつ英単語のレベルやトピックの複雑さを上げていくことが重要です。

その点において速単は抜群に優れています。

なぜなら中学版・入門編・必修編・上級編と4つのレベルに分かれているからです。

中学版 ・・・ 小学校〜一般的な高校入試に必要な英単語、英文法のレベル

入門編 ・・・ 高校英語、大学入試の基礎固め

必修編 ・・・ 大学入試に必須の1900語を学べる

上級編 ・・・ 東大、京大、早稲田、慶應、上智などの難関大の合格を目指すのに必須な英単語を収録

中学版・入門編で出てきた英単語が必修編や上級編で違う意味として出てくるので、文章を読んだりリスニングをするだけで自然と多義語を吸収することが出来ます。

違う文脈で同一の単語が異なる意味で出てくる。

それが速単の強みですね。

余談になりますが、

私の英語塾の生徒であるA君ですが、

彼が中学版を終えた頃に英検準2級を受けて、一発合格。

入門編を終えた1週間後に英検2級を受けたら、一発合格。

入学から英検2級合格に要した期間は11ヶ月でした。

③英語7技能の内の4技能を身につけられる

英語7技能とは

  • 単語
  • 文法
  • リスニング
  • リーディング
  • ライティング
  • 発音
  • スピーキング

である。

速単を日々学習していけば、この7技能の内の

  • 単語
  • 文法
  • リスニング
  • リーディング

は確実に向上させることが出来る。

学生だろうが社会人だろうが主婦だろうが英語学習に割り当てられる時間は限られている。

そういう状況における理想的な教材とは

複数の英語スキルを同時伸ばすことが出来る教材である。

この速単であれば英語長文をリスニングしながら音読したり、黙読するだけで少なくとも4技能は向上させることが出来る。

たしかに速単は文法そのものを学ぶものではない。

くもん出版の「中学英文法 (スーパーステップ)」のような薄い文法書をまず勉強する必要もある。

だがしかし、そうやって得た文法知識を元に解析した英語長文を何度も繰り返し読むことによって

ただ「知っているだけ」の文法知識ではなく

自分の記憶に深く刻まれている文法知識」に変わる。

数多くの英語学習者が失敗している最大の要因が

単語、文法、リスニング、リーディング

をそれぞれの専門的なテキストで

バラバラに学習していること。

それに対して、速単を学習の主軸において進めていけば

4つのスキルが相互に結びついて、かつ増強されていく状態になる。

残りの3技能である ライティング・発音・スピーキングも速単によって基盤を作ることが出来る。

なぜなら速単の教材を何度も反復して、はっきりとした記憶にしていれば

・ライティングの際に速単に出てきたフレーズや言い回しで表現することが可能

・速単の音声のように発音するように意識すれば発音間違いを極力抑えることが出来る

・正しい英文法と正しい英単語の選択でもってスピーキング出来る

からです。

④反復復習しやすい構成

1冊につき、だいたい50〜70タイトルくらいの英語長文が掲載されています。

例えば1日5タイトル復習しようと決めていれば、1冊全部復習するのに2週間かかると計算できます。

ですので学習計画を立てやすい英語長文教材であると言えます。

語学学習には継続的な復習は欠かせません。

よほどの天才的な記憶力がない限り。

⑤単語帳のページもあり、発音記号や例文など必要な情報が適度に載ってある

単語帳ページもある程度充実しています。

派生語や反意語なども載っていて理解が深まります。

⑥長文の内容が優れていて、英検のリーディング対策にもなる。

特に必修編と上級編の内容は大人でもかなり読み応えがあるかと思います。

アカデミックなトピック、例えば「環境問題」「医療」「教育」「社会」「科学」など英検で出てくる題材が多数出てきます。

速単を使って英語学習をしていれば、自然とそれらの事柄に関して知識が深まっていきますし、普段何気なく見ているニュースやドキュメンタリー番組なども速単の情報と繋がりを感じ取ることが出来ます。

単なる「語学学習」で終わるのではなく、生きていく上で遭遇する様々な問題に対する役にたつ知識として自分の中に残るので速単の必修編と上級編は内容的にも優れていると思います。

余談ですが、私が好きな英文は必修編第7版の

「食の安全と有機農法」 です。

なぜなら私は発酵した豚糞を使った有機農法で野菜を育てているので、

書かれていることが自分の考えと同じだからです。

⑦英文解説が巻末に付いていて、文章構造や文法の理解ができる(中学版を除く)

この「英文解説」は凄く重宝します!!

なぜなら英語長文を文法的にきちんと理解して把握することが重要だからです。

なんとなく……..読める….」

おそらく……….こう書いているだろう…….

ではなく

ここまでが主語で……ここまでが修飾だ!!

これは第5文型、SVOCの文章だ!!

分詞構文による修飾文がここまで続いてい!!

というように、文法・構文に関して確信を持って完全に理解した文を持っていることが大事だからです。

なので、英文解説は凄く大事です。

巻末にあるので読み忘れることの無いように気をつけて下さい。

遠い昔、私が入門編を勉強したとき、巻末に英文解説があるのを知らなかったので

めちゃくちゃ時間をロスしました(笑)

⑧コンパクトなテキストなので、持ち運んで隙間時間を利用して復習できる。

いくら良い教材でも、たった一回読んだだけでは覚えることは出来ません。

特に初級者の場合は。

だからこそ、既に学習したところを繰り返しリスニングしながら音読したり、精読したりする必要があります。

速読英単語はコンパクトで持ち運びがし易いので、通勤・通学の際に携帯しやすいですね。

私は毎日20分は復習をしていました。

⑨速単は「速読速聴・英単語シリーズ」の準備として必須

英検準1級に合格するのであれば、速単・上級編まで終わらして過去問や予想問題集を何度も解けば合格することは出来るでしょう。

しかし、英検1級のレベルに合格するのであれば、より高いレベルの英語長文に触れる必要があります。

英検1級レベルの英語を読み・書きするのに適している教材は同じZ会出版から出ている

「速読速聴・英単語シリーズ」です。

私はこのシリーズのOpionion、Core、Advanceをそれぞれ学習しました。

お陰で英検1級に合格できました。

ライティング・パートで88パーセントの高得点を取れたのは「Opinion 1400  – 2009/11/11」を丁寧に学習したからです。

ただし、速読速聴シリーズは文法や文型の解説が皆無なので、まずは速読英単語を終わらせてから始めるべきなのです。

ですから

1. 速単を上級編まで終わらせる

2. 速読速聴シリーズで自分の目的に合うモノを見つけて学習する

をするのがお勧めです。

覚えた英単語や文法をアウトプットする

英語を習得する上で大事なことは

インプットとアウトプットのバランスを保つこと

です。

インプットとは

英単語を覚える、英文法を覚える、リスニング、リーディングを意味します。

それに対してアウトプットとは

覚えた英単語や英文法を使って、話したり書いたりすることです。

英単語を覚えたはずなのに、次の日には忘れてしまう現象が起きてしまうのは

アウトプットが足りていないからです。

その単語に慣れ親しむまで会話や筆記で「使う」ことが大事です。

ぜひ、オンライン英会話を有効活用して

覚えた英単語や英文法を自分の使える知識にしましょう!

オンライン英会話でお勧めなのは

ネイティブキャンプです。

世界中の講師からレッスン受け放題ですから。

私自信、2018 年から使い続けている英会話サービスですので超オススメです。

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